こんにちは、プロフェッショナルプリセールスラボの黒澤です。
私自身、一営業マンとして数字を持って活動していたこともありますが、どちらかというと「プリセールス」として営業を支援する役回りの方が経験豊富です。
そのため、今までにたくさんの営業マンと一緒に行動してきました。
正直、相性の合う営業マンもいれば、相性の合わない営業マンもいます。
でも、必ずしも普段の相性の良さが、成果に結び付くわけではない、ということを実感したのです。
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以前、こんなことがありました。
社内で1、2を争う営業マン(Aさんとします)がいました。
Aさんは、個人としての営業スキルも高かったのですが、何せ頭の回転が非常に速く、とても頭の良い方でした。
なお、このAさんと私は、会社を離れるとほとんど付き合いはありませんでした。
しかし、Aさんと私が組むと、受注確率が非常に高かったのです。それはなぜだったのでしょうか?
受注確率が高かった理由
- 商談中のテンポ・リズムが合う
- 役割分担が(暗黙のうちに)明確になっている
- 商談の方向性、考え方が合致している
結果的に、お客様から見て「安心感のある」メンバーであると感じてもらえたのだと思います。
普段はどうあれ、お客様から見えているのは商談の場での私たちです。
ここでの相性が、お客様にどういう気持ちを起こさせるかは、言わなくても分かりますよね。
ここから学べること
- 普段の相性と仕事上の相性は別物
- 仕事上の相性が成果を左右する
普段あまり意識しないと思いますが、きっと、皆さんの現場でもよくあることだと思います。
ぜひ、皆さんの職場環境をよく見てみてください。
そして、誰と組むと良い成果が出やすいか、考えてみると良いかもしれませんよ。